人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「もこりん」さんです。
【お名前】
おかっちさん
【都道府県】
東京都
【性別】
女性
【年齢】
42歳
【ジャンル】
仕事
【メッセージ本文】
うさぎさんこんにちは。いつもニコ生やメルマガなど楽しいお話をありがとうございます。うさぎさんのちょっと低めの声とトークが大好きです。ご相談です。わたしはふと思い立ち作詞家を目指しています。20歳くらいから忙しく働き続け気づいたら40歳。お金を追う人生が虚しくなりこれまでしていた仕事をすべてやめました。ここ数ヶ月はWeb記事の編集作業で細々と暮らしています。15歳くらいの頃、いつも歌を聞いていて詩を書いていたのを思い出し作詞家になりたいと思いました。作詞家と言ってもどうやったら道が開かれるのか見当がつきません。思い切って区の文学賞に応募したところ、小さいですが佳作賞をいただきました。でもそこからなかなか進みません。不安が増してしまっています。うさぎさんは色々な本を手がけられて長い間執筆を続けておられますが、作家になる転機はありましたか。生活の不安はありましたか。このまま夢を追いかけていいのでしょうか。アドバイスをお願いします!
【中村うさぎの回答】
うう~む、申し訳ありませんが、私にはアドバイスができませんねぇ。
あなたが夢を追いかけるべきか否かも、私にはわかりません。
だってこの先がどうなるか、誰にも未来は読めないじゃない?
なのに無責任に「諦めろ」とか「夢を捨てるな」とか言えないよ。
だから、そういう方向のアドバイスはできません。
諦めるかどうかは、あなたが自分で決めなきゃいけない。
その場合の考え方なら、多少はアドバイスできるかと思います。
つまりですね、人生なんてどっちを選んでも後悔はつきものだと考えるわけです。
だとしたら、「諦めたことを後悔するか」「夢を捨てなかったことを後悔するか」の二択になるわけで、自分の性格からしてどちらの後悔のほうが納得できるか、と考えてみる。
要するに「やりたいことをやって後悔するか」「やりたいことをやらずに後悔するか」ですね。
べつにどちらが正しいわけでもないんです。