人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「ペンギン」さんです。
【お名前】
ペンギンさん
【都道府県】
東京都
【性別】
男性
【年齢】
53歳
【ジャンル】
家庭
【メッセージ本文】
私は2週間ほど前に妻と離婚しました。
2か月ほど前に妻は、私が自宅に女性を呼んだという誤解をきっかけとして、家庭裁判所に離婚調停の申し立てに行きました。
何故そのような誤解をしたかというと、6年前に妻が帰省時に私は自宅に風俗の女性を呼んだことがあり、それがバレたからです。
それ以来、妻は自宅に女性を呼んでいないかと常に疑心暗鬼になっていましたが、私は6年前のことで本当に懲りて、変に疑われると嫌なので、男性の友人すら自宅に呼んだことはありません。
話を戻して、私は離婚調停以来、夫婦関係が険悪になり、精神的に苦しくなったので、このまま係争を続けるくらいなら協議離婚した方がましだと考え、離婚届に署名して渡し、調停は2回実施された後に取り下げました。
そして、2週間前に妻が離婚届を提出したのです。
私達夫婦の離婚は特殊であり、離婚後も同じ家で同居して、共同生活を送っています。
また、仕事も以前から夫婦で自営業をしていましたので、その仕事もそのまま続けています。
そうしているのは、妻は今の家の生活環境が気に入っているので他に移って生活をしたくないこと、仕事は二人一緒でないと続けるのが難しいことが理由です。
離婚後、私達は離婚前と比べると、それほど険悪ではなくなりましたが、あくまでも同居人として生活しており、雑談や感情交流はほとんどありません。
私は一定期間経って、復縁が望めるのならば、今はこのような生活でも仕方ないと思っていますが、
こんな潤いのない生活が何か月もあるいは何年も続くことを想像すると、うんざりして気持ちが萎えています。
今の私の置かれた状況で、どのように前妻と向き合って生活を送っていくのが良いか、アドバイスをいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
【中村うさぎの回答】
えーと、まず、奥さんとの復縁はほぼないような気がします。
「家に女性を連れ込んだ」のが誤解であるにも拘らず耳も貸さずに離婚調停に持ち込んだこと、あなたが彼女の誤解を解けなかったこと、などを考え合わせますと、奥さんは以前からきっかけさえあれば離婚したかったのではないかと思われるからです。
あなたが実際に女を連れ込んだのかどうかなんて、関係ないんです。
奥さんにとっては、むしろこれが千載一遇のチャンスだったのです。
そこまで嫌われているのであれば、復縁の可能性はきわめて薄いと考えられるでしょう。
ただ問題は、あなたと奥さんが同居していることですね。