冬だねぇ。
冬って言えば鍋だけど、みんな、どうして鍋があんなに好きなのか、私には全然わかんないよ。
べつに嫌いってわけでもないんだけど、他の人たちみたいに「わーい!鍋!」って大喜びしたこと、一度もない。
だってさぁ、鍋ってそんなに美味しいかぁ?
どんな鍋食べても、たいして味が変わらんような気がするのは、私が味覚音痴だから?
ただスープの中でいろんな具がグチャグチャになってるだけでさ、そんでまた複数でそれをつつくから、自分が肉ばっかり食ってると悪いとか、いろいろ気を使って、結局、ネギと白菜ばかり食う羽目になり。
これなら食いたい物を好きなだけ食える方がいいじゃん!って、いつも思う。
そして、みんなで鍋に箸を突っ込む、あのスタイル。
仲良しの友人同士ならいいけど、あんまり知らない人とか好きじゃないオヤジとかいると、一気に食う気が失せるわ。
ねえ、どうしてみんな、鍋があんなに大好きなのー?
みんなが大好きで、私が好きじゃない物の双璧が、鍋と温泉だわー。
なんか自分が日本人失格な気がしてきた。