Monthly Archives: 11月 2015

中村うさぎの人生相談

どこかに「正しい道」があると思ってるから、「道を間違った」と感じてしまうのです。

人生相談のお時間です。
今回のご相談者は47歳の「サルのぶ」さんです。

 

【お名前】
サルのぶさん

【都道府県】
千葉県

【性別】
男性

【年齢】
47歳

【ジャンル】
その他

【相談内容】
営業職の会社員です。
今の会社が3社目になりますが、いつもトップの成績を上げて来ました。
しかし、気がついた時には、組織や他人から痛い目に合わされました。
一人でデキる仕事を、とも考えますが、家族を養えるかと言われると、その才覚は持ち合わせていないようです。
金、酒、女の失敗もしてきました。
今の会社は、前職の仲間が『収容』してくれましたから、感謝していますし、嫌いではありません。
でも、これから50代を迎えるにあたって、どう生きるべきなのか見失っています。
取り留めのないご相談ですが、アドバイスをお願いします。

 

【中村うさぎの回答】

サルのぶさん、あなたは「どう生きるべきなのか」ということでお悩みのようですが、その問いに答はないと思います。
何故なら「どう生きるべきか」という問いは「自分には生きるべき道があるはずだ」という考えを大前提としているわけですが、そんな「」など用意されてないというのが私の考え方だからです。

これはあくまで私の個人的な考えなので正しいかどうかはわかりませんが、人生を地図に例えるなら、その地図にはあらかじめ道など記載されてないと思うのです。
道は、自分で作っていくものです。
高村光太郎の詩じゃないけど、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」ってやつです。
あなたが歩んできた軌跡がそのままあなたの人生になるわけで、そういう意味では「未来に通じる道」などあなたの人生マップ上には存在しません。

結局のところ、私たちにできるのは・・・。

 

この続きはメールマガジンにご登録後、ご覧いただけます。

中村うさぎオフィシャルメールマガジン
「中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話」
うさぎ的日常日記

よしながふみの「西洋骨董洋菓子店」めっちゃ好きだった!

秋もどんどん深まってきて、一昨日の寒さときたら、すっかり冬だったわね!
今のうちに秋の味覚を堪能しとかないと間に合わなくなっちゃう!
というわけで、夫に頼んで栗の和菓子を買ってきてもらったわ。

来年の1月5日まで、新宿タカシマヤで期間限定で店を出してる「たねや」という和菓子屋さんの「栗月下」。
S__8953895

蒸し栗を押し固めた、贅沢な秋の実りのお菓子」っていうカタログの謳い文句にあたしの「栗好き魂」がうずいたの!

形状といいパッケージといい、いわゆる「栗羊羹」なのかと思いつつ、パクリとひと口食べてビックリ!!!

 

何これ!めっちゃ栗栗しいんだけど!

 

もう、口中が栗!

 

この続きはメールマガジンにご登録後、ご覧いただけます。

中村うさぎオフィシャルメールマガジン
「中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話」
中村うさぎの人生相談

あなたは無意識に「気になる声」と「気にならない声」を選択しているわけですね。

人生相談のお時間です。
今回のご相談者は40代の「みき」さんです。

 

【お名前】
みきさん

【都道府県】

【性別】
女性

【年齢】
46歳

【ジャンル】

【相談内容】
うさぎさん、こんにちは。
私は人の話す声がとても気になり、隣人が話しているのが聞こえるとソワソワ落ち着かなくなります。
とても生き辛いです。
生活音として割り切れないんです。今いるところはいわゆるファミリーマンションで両隣はお子さんがいるご家庭です。なので今の時期ベランダでプールするはしゃぎ声や、親の笑い声が聞こえてきます。(我が家は子供はいません)
廊下でも子供のはしゃぎ声がしています。
集合住宅故仕方ないし、ウチだって生活音は出しています。それこそ野中の一軒家にでも住めよ!って感じですが…。

人と共存していく上で、話し声は仕方ないと分かっているのですが、それでもキツイんです。
こんな私はどう生きていけば楽に過ごせるのでしょうか。

 

【中村うさぎの回答】
咄嗟に「耳栓したらどうだろう」と思ってしまった私ですが、そんなの解決になりませんよね、すみません。
でも、そんなに隣の家の声が気になるのなら、家にいる間は耳栓してもいいんじゃないかとマジに思いました。
外で耳栓してると車の音が聞こえなかったりして危ないけど、家の中ならせいぜいテレビの音が聞こえなかったり家族の声が聞こえなかったりする程度なので、身に危険が及ぶこともないしね。

というのも、みきさん、私はあなたに訊きたいことがあるのです。
あなたは電車に乗ったりスーパーで買い物したりしてる時にも、他人の話し声が気になって仕方ないのでしょうか?
混雑した交差点なんか歩いてると行き交う人々の話し声が気になって歩けなくなってしまうとか、そんなことはないのでしょうか?
あなたの文章を読む限りでは・・・

 

この続きはメールマガジンにご登録後、ご覧いただけます。

中村うさぎオフィシャルメールマガジン
「中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話」
中村うさぎの人生相談

自分の「どうしても譲れないポリシー」を曲げるくらいなら、金も仕事もなくなって一人で生きていくほうがマシです

人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「まる」さんという女性です。

 

【お名前】
まるさん

【性別】
女性

【年齢】
42歳

【ジャンル】
人間関係

【相談内容】
うさぎさん、こんにちは。
体調どうですか?
あまり無理しないでくださいね。
本題に入りますが、私は今、職場の人間関係に悩んでます。
昨年、入社したばかりのヤツ(通称ジャイアン)が凄く威張っていて自分より弱い取り巻きを付けて仕事しないんです。
自分より強い人にはついていいくのですが、弱いと思う人には同じような対応するので困っています。
社員に相談しても聞いてもらえずイライラしてます。
うさぎさんならどうしますか?
もう耐えられないので良かったらジャイアンを撃退する方法を教えてください。
よろしくお願いします。

 

【中村うさぎの回答】

「うさぎさんならどうしますか?」というご質問に答えるなら、「私だったら喧嘩する」です。
私もこういうジャイアンタイプには我慢ができないので、言いたい放題言って真っ向から喧嘩してしまいます。

ただし、その場合、自分が職場で孤立することも覚悟します。
ジャイアンはとても心が弱いので、常に取り巻きや味方をそばに置き、自分に喧嘩売ってくる相手には群れで応戦しようとします。
なかには彼の取り巻きにならない人々もいるでしょうが、そういう人たちも関わり合いを避けるのであなたの味方になってくれるとは限らず、傍観者を決め込みます。
その結果、あなたはたったひとりでジャイアンと戦う羽目になるのです。

決して楽な戦いではありませんし、あなたはヤツらからイジメを受けることになるかもしれません。
私があなただったら、そのような状況になろうものならそんな職場なんぞ自分から辞めてやりますが(MXTVの番組を降板したようにねw)、この不況のさなかに職場を去るのはきっと勇気が要ることでしょう。

そう、結局は「戦う」か「我慢する」かの二者択一なのです。
そして「戦う」を選んだ以上は「負ける」ことも覚悟しなくてはならず、負けたら「職場にいられなくなる」ことも考えなくてはならないわけです。
失うものは大きいけれども、あなたは自分の誇りを失わずにすみます。

それが無理なら、もう「我慢する」しかありません。
毎日イライラさせられるしストレス溜まりまくりでしょうが、仕事や収入を失わずにすみます。
その代わり、あなたは「自分」を犠牲にしなくてはなりません。

さて、あなたにとって、どちらが大切でしょうか?
これは私ではなくあなた自身が決めることです。
私は収入や仕事を失ってでも嫌なヤツに我慢なんかしたくないし、そいつを追い出すよう画策するより自分が去ることを選びます。
でも、それはあくまで私のやり方です。
あなたは自分の道を自分で決めなくてはなりません。

 

この続きはメールマガジンにご登録後、ご覧いただけます。

中村うさぎオフィシャルメールマガジン
「中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話」
うさぎ的日常日記

ああ、やっぱりバタークリーム最高ー!!!

あたしは生クリームが苦手でバタークリームが大好きな女。

絶対に生クリームよりバタークリームのほうが美味しいと思うんだけど、世間では圧倒的に生クリーム好きのほうが多いわね。

不思議だわー!

まぁ、そもそもあたしはバターが大好きで、ゆで卵もお餅もバターで食べる「バタラー」なのよ。

んで、バタラーとしては当然美味しいバタークリームに目がないわけで、これまでは「成城アルプス」の「マーブル」っていうバタークリームケーキが あたしの中でダントツ1位だったの。

でも成城学園は遠いし、なかなか買いに行けないのよね。

そこでこのたび、ネットで美味しいバタークリームケーキを探してみました。

sweet-masuya

それがこちら。

スイートますや」というお店の「チョコロールケーキ」よ!

 

この続きはメールマガジンにご登録後、ご覧いただけます。

中村うさぎオフィシャルメールマガジン
「中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話」