趣味嗜好の異なる人から批評されても・・・?
「中村直腸の説話」
2014年6月ゲスト
ワキサカコウジさん
http://wakisaka.biz/
動画はコチラ
http://bit.ly/2GNqjDq
趣味嗜好の異なる人から批評されても・・・?
「中村直腸の説話」
2014年6月ゲスト
ワキサカコウジさん
http://wakisaka.biz/
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http://bit.ly/2GNqjDq
皆さん、「人生相談」のお時間です。
今回は、非常に回答に窮しました。てか、いつも回答に窮してるんですが、それってぇのも「人生には正解なんかない」からです。
どんな選択をすれば正しいのか……人は迷うからこそ他人に相談するのでしょう。
だけどね、正しい選択なんてないんですよ。
何かを選べば、別の何かを失う。そして、失ったものに後ろ髪を引っ張られ続ければ、それは本人にとって「間違った選択をしてしまった」ことになるのでしょうが、その代わり得たものに満足できるのならば「正しい選択をした」という結論になる。
要するに、本人の気持ちの持ち方次第なんですよねー。
以下にご紹介する「ぽちこ」さんのお悩みも、まさにこの典型です。
【お名前】
ぽちこさん
【都道府県】
神奈川県
【性別】
女性
【年齢】
34歳
【ジャンル】
家庭
【相談内容】
三歳と一歳の息子を持つ専業主婦です。
妊娠中に取得した資格を活かして働くべきか迷っています。
つつましい生活を送れば十分旦那の収入でやりくりできる状況です。
海外旅行や独身時代に着ていたような服や靴を買う余裕はありません。
しかし、子供達と過ごす時間は喜怒哀楽ありますが何ものにも変え難い時間です。その時間を減らして女性としても自立し経済的余裕のある週末婚ならぬほぼ週末家族でいくのかボロは着てても心は錦と子供達といる時間を大事にするか。
90歳の祖母に、健康に育ってくれさえすればいいと言ったところ、それじゃあかん、子供は国の宝、立派に育てなあかん、子供といれる時間は人生のうちほんのわずかと言わてしまったことが少し気にかかります。
習い事なども働きに出れば満足にさせてあげられるか分かりません。
ママ大好きと抱きついてくれるのも今のうちだろなとうすうす感じています。
けれど旦那に頼りきりも不安です。このままではせっかくの資格も持ち腐れです。
生活によほど困窮していれば迷わないのですが、そうではないだけにモヤモヤします。ちなみに旦那の転勤で仕事を辞めました。旦那は働いて欲しいと言っています。
ぽち子さん、あなたはもうご自分でもわかってらっしゃいますね。
このまま専業主婦を続けて得られるものと失うもの、仕事を始めて得られるものと失うもの。わかっているからこそ、選べないのですね。
何故なら、あなたは何も失いたくないから。
手に持ってるのは、ヴィンテージのバービー人形。
バービー人形大好きなあたしのリクエストで、番組がバービー人形の専門店「cafe BAR-B」さんから取り寄せてくれたのです!このお店にはヴィンテージのバービー人形がいっぱい!
たとえば、こんな感じね。
さて、今回はご相談のメールではありません。
はっきり言って、私に対する説教のメールです。
ここは「人生相談」のコーナーなのに、なんでわざわざ説教メールを送って来るのか、ちょと理解に苦しみながらもご紹介いたしましょう。
差出人は「木檜直子」さんという女性です。
【お名前】
木檜直子さん
【都道府県】
千葉県
【性別】
女性
【年齢】
46歳
【ジャンル】
未選択
【相談内容】
中村うさぎさん。
こんにちは。私は乳がんでした。
抗がん剤16回、放射線25回を終えて、現在経過観察中の身です。
体の何処かが痛い度に再発したのでは?と怯える様になってしまった所が以前と少し違う所でしたね。
先週、膀胱炎に掛かってしまい、行先の病院で偶然、中村うさぎさんが入院された事をしり知り合いでもないのに気に掛かり、偶然見つけたオフィシャルサイトに相談する訳でもないのにメールをしました。
迷惑でしたら、ごめんなさい。
よく判らないですけれど、なにか許せない思いとか心当たりはありませんか?私は、それが父親でした。ずっと許せずにいた父親を病気になって許す事に決めました。父親の為にというより、自分の為にです。
科学的には証明されていないかもしれないけれど、人を許す事は自分を許すことに繋がり、私のガンという病気にも良い作用を促す気がしています。
まったくの思いつきでメールをしている為、ご迷惑でしたらごめんなさい。
でも、病を得て初めて人生が変わっていく事を知りました。
私は頑固だから、そこまでにならないと、自分の人生を変える事は出来なかったのだと思います。
私の病気も、中村さんの病気も、必ず好転すると信じてご迷惑なメールを送った次第です。
「生きると決めなさい」
以前、長患いをしても生き続けている初老の女性に言われた言葉が衝撃的でした。
「生きるって決めることなんだ」
楽に生きる。これが私の今後の生き方の指針です。
許せないものがあったなら手放しましょう。
木檜さん、はっきり言いましょう。
大きなお世話です。
あなたが乳がんに罹ったのは気の毒だし、病気によって人生観が変わったのも「そりゃよかったね」ですが、だからってあなたの価値観を私に押しつけないでいただきたい。
私は私で、今回の病気と死にかけ体験でいろいろと考えたこともあるし、それをあちこちで書いたりもしておりますが、それはあくまで私個人の意見で、他人に強要するつもりは一切ありません。