中村うさぎの人生相談

美人とブスとの間にある壁・・・。両者は分かり合えないのか?共感すらし合えないのか?

さて、人生相談のコーナーです。
今回は「私って普通?」さんからのご相談です。
って、「私って普通?」というハンドルネームからして普通じゃないですね(笑)。

いえ、けなしてるんじゃありません。
質問形の名前って変わってるなぁ、と思っただけです。

「私って普通?」って、これは誰に対する問いかけなんでしょうか?
そして、「私って普通?」さんは、はたして「普通」でいたいのでしょうか?
それとも「普通」がイヤなんでしょうか?

なーんて、あれこれ考えてしまいましたよ。
ではさっそく、ご相談の内容に入りましょう。

 

【お名前】
私って普通?

【都道府県】
東京都

【性別】 
女性

【年齢】
28歳

【ジャンル】
人間関係

【相談内容】
うさぎさんへ、いつも楽しく拝読しています。「5時に夢中!」も、毎回録画して、わくわくしながら見ています。

今回は、どうしても崩すことのできない「ブスとの壁」について質問させていただきたいです。

私は現在、某出版社の編集で、美容に対する仕事をしています。この前、ある仕事の中で次のような持論を展開したところ、女性の知人たちから反発を食らいました。

私の持論とは、「若い女は得をしているが、年を取るにつれてそのアドバンテージはなくなっていき、ババァになると虐げられてしまう」というものです。若い頃コンパニオンの仕事をしたこともあり、オヤジたちが若い女に熱を上げる浅ましさをこの目で見てきました。セクハラも当たり前ですが、それも「若い女という特権があるんだから、大目に見ろよ」という雰囲気。耐えがたいと思う一方、そんなオヤジ社会で「チヤホヤされたい」という思いもあり、矛盾に苦しんでいます。

ババアよりも若い女を評価し、美人よりもブスをさげすむオヤジ社会を憎む一方、自分もまたそんな価値観に染まっている。自分にとって、これから年を取るのは恐怖です。

……という話をしたら、「でも『若い女が得』って、女としてお得な思いをしたことのある人だからこそ言えるわけだよね、本当にブスで男から相手にされないような人は、そもそも若い女だった頃に、良い思いしたこともないわけで。『若い女であるアドバンテージ』すら得られない、ブスたちのことはどう思うわけ?」と言われました。

私は一応、外見には気を遣い、少しでも太ったらダイエットに励み、女らしいファッションが好きなタイプです。こういう女が「若いオンナは得している、ババアになるのが怖い」と言うのは、ブスな女達にとって「差別」なのでしょうか。同じ女といえども、容姿に恵まれない人たちと、我々「ある程度、若いオンナとして得をしたことのある女たち」は、共感すらし合えないのでしょうか。ブスを自認する人や、ブスの声を代表できるかのように思っている人たちに、私はなんと言い返せばよいのか……まとまらない文章で申し訳ございませんが、うさぎさんのお考えを、ぜひ知りたいです。どうか、勉強させてください。

 

【中村うさぎの回答】

あはははは、面白い!

「私って普通?」さん、あなたは正直な方ですねぇ。

自分が容姿に恵まれていることもわかってて変に謙遜することもなく、そういう「女の価値」を利用して生きてきたことも否定しない。
ただ、「女の価値」を武器にしながらも、それを当たり前のように享受して偉そうに振る舞うオヤジたちにもムカついてる。

 

あなたの文章を読んで、ちょっと岡本夏生ちゃんを思い出しました。

 

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来週の「5時に夢中!」までには絶対痩せてるからね!

ダイエットするすると言いながら、相変わらず甘い物に目のないあたし。

先日は、ハンバーガーとパンケーキを食べに、はるばる広尾あたりまで行って来ましたー。このお店のオススメは、チェリーバーガー!なんとハンバーガーに甘いチェリーのシロップ煮とクリームチーズが挟まってるの!とてもじゃないけど、味が想像できないわ!

で、さっそく注文して、運ばれて来たのが、こちら。
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中村直腸の説話 2014.09.05【Vol.15】

今月のマンスリーゲストはタカナシクリニック院長、高梨真教先生です。
中村直腸先生・・・。高梨真教先生に促され、公開体重測定しておりますww

「中村直腸の説話」
第四回目ゲスト
タカナシクリニック 高梨真教先生
マッド高梨のブログ

動画はコチラ
http://bit.ly/2EZeEAX

中村うさぎの人生相談

プライドの問題なのか?コンプレックスの問題なのか?どちらでしょう?

さて、今回は「ミユキン」さんからのお悩みです。
今どき女子中学生でもこんな質問しないんじゃないかと密かに驚きましたが、ミユキンさんはもう30歳なのでした。
うーーん……奥手なのかな?

ま、とりあえず、お悩みを聞いてみましょう。

 

【お名前】
ミユキンさん

【都道府県】
神奈川県

【性別】 
女性

【年齢】
30歳

【ジャンル】
恋愛

【相談内容】
はじめまして
私は今職場にくるドライバーさんが気になってしまいました
まだ結婚してるかも彼女いるのかもわかりませんが
私は好きなひとが出来ても自分からなかなか動かなかったのですが
今好きな彼に会うと今までになかった重い腰が軽くなってるのが自分でも分かります(エネルギーが)
連絡先も聞けるに聞けません
どぉしたら自分から連絡先を聞けるようになりますか?

 

【中村うさぎの回答】

どぉしたら自分から連絡先を聞けるようになりますか?」って、そりゃあなた、勇気を振り絞って飲みに誘ってみるとか、いろいろと自分でチャンスを作らなきゃ、連絡先なんて唐突に訊けるもんじゃありませんよね。

 

まずは、飲みに誘ったり連絡先を訊いたりしても不自然ではない程度に、二人の距離を縮める必要があります。

日頃から何かと話しかけて、彼の趣味とか出身地とかを聞き出し、それを取っ掛かりにして親しさを深めていくのが王道でしょう。

 

しかし、たとえば彼の趣味がアウトドアとかわかりやすいものなら「あたしもアウトドアには興味があるの! 今度キャンプに行ってみたい!」みたいな展開に持っていきやすいのですが、もし「昆虫採集」とか「フィギュア作り」とかオタクな領域だとしたら、もうこれはあなたが猛勉強して必死で話を合わせるしかない。

ここで「そんなの興味ないし」なんて言って努力放棄するようなら、彼の連絡先も同時に放棄したことになります。

でもまぁ、オタクの人の場合、リアル世界で女性と趣味を共有できることが少ないので、あなたが理解と共感を示せば大喜びで一気に距離が縮まることでしょう。

がんば(笑)!

んで、距離が縮まったところで、おもむろに飲みに誘う。

今度ゆっくりアウトドア(または昆虫採集、あるいはフィギュア作り)の話を聞かせて!」みたいな誘い方をするわけですね。

二人きりでの飲みに誘うのが理想ですが、それが無理なら、最初のうちは複数でもOK。

会社の同僚たちを誘って、飲み会みたいな感じでセッティングすればいいのです。

もちろん、その場合は、さりげなく彼の隣に自分の席を確保して、さらに親睦を深めましょう。

そして、酒など入って気分がお互いにリラックスし、話も盛り上がったところで、「これからも、アウトドア(または昆虫採集、あるいはフィギュア作り)の話をいろいろしたいな! ライン交換しない?」などと持ち出せば、自然に連絡先を訊き出せるわけです。

って、なんで私は、こんな基本的なことを、30歳にもなった女性に大真面目にレクチャーしてるんだ?

こんなもん、他人から教えてもらうまでもなく、女子中学生だって普通にやってることでしょう。

でも、おそらく、あなたはそれができないのですね。

 

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この写真を見せられたあたしは、ショックのあまり倒れそうになったわ!

5時に夢中!」を観てる人はとっくに気づいてたと思うけど、あえて言わせてもらうわね。

あたし、すっげー太ったーーーーっ!!!

何を今さらって思うでしょうけど、じつはあたし、自分がこんなに太ってることに気づいてなかったのよ!
いや、そりゃね、最近太ったわ?、くらいは感じてたわよ。
実際、去年の服が軒並み着れなくなったしね。
ファスナーが上がらないとか、そういうのは自覚してたの。

ところが先日、タカナシクリニックに久々に顔を出したら、高梨院長がものすごく底意地の悪い笑顔で開口一番、「いやー、見るたびに太ってますねー!もう60キロはあるでしょう!

失礼ね!」と、あたしはムッとして答えたわ。
あたし、どんなに太った時でも、50キロを超えたことはないの!そりゃ確かに最近太ったけど、いくらなんでも60キロってことはないわ!

いやいや、60キロありますよー。嘘だと思うなら、体重計で計ってごらん

「いいわよ!体重計持ってきてよ!」

てなわけでクリニックの体重計に載ってみたあたしだったんだけど・・・。

がーーーーーん!!!!

 

 

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