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岡本夏生を擁護したいと思ったのは、彼女が世間から誤解されているからだ。

先週、このコラムで岡本夏生擁護を宣言した原稿に「ふかわりょう氏にメールを出して返事待ち」と書いたが、その後、彼から返信が来た。

せっかく声を掛けていただいたのに申し訳ないのですが、いまはうさぎさんとお話しできる状態じゃありませんので、少し時間をいただけないでしょうか。」(原文ママ)

ふかわ氏が自分の言い分を語ってくれたらこの回の原稿で発表しようと思っていたのだが、そういうわけで叶いませんでした。

少し時間が欲しい」ということで、それがどれくらいの時間なのか見当もつかないが、とりあえず待ってみようと思う。

もしも彼の言い分が聞けたら、ここでそのまま書きますね。

そうじゃないとフェアじゃないと思うから。

 

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岡本夏生さんのイベントに出演決定。

  
岡本夏生さんの「お詫びイベント」の中村うさぎが出演することとなりました。

詳しくは岡本夏生さんのブログでご確認ください。
http://bit.ly/1NiNp6W

中村うさぎの人生相談

先日のトークショーで「絶望から抜け出す方法を教えてください」という質問してくれたあなたへの回答です。

人生相談のお時間です。

先日、トークイベントの席上でのこと。
お客さんからの質問に答えるコーナーにて、「絶望から抜け出す方法を教えてください」という質問に、私は答えられませんでした。
まずはその人が何故絶望しているのかわからなかったために、具体的に考えることができなかったのです。
大事な人をなくして絶望しているのか、信じていた人に裏切られて絶望しているのか、思い病気に罹って絶望しているのか・・・。
その「絶望」の種類によって回答も変わってきます。

イベントではそのように答えたのですが、せっかく質問してくれた人に満足に返せなかったことがとても心残りでした。
これを読んでくれているかどうかわからないけど、ごめんなさい。
咄嗟に何も思い浮かばなかった自分が情けないです。

で、家に帰ってその件についていろいろ考えました。
絶望から抜け出す方法」なんてあるのだろうか?
それも、個別ではなく普遍的な方法が?

ひとつ思いついたのは、他ならぬ自分自身の言葉でした。
ずっと昔、まだ私がラノベ作家だった頃、自分の作品のあとがきか何かでこう書いたのです。

 

「出口のないトンネルはないよ」と。

 

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「中村うさぎの人生相談」のコーナーのみ、4月18日(月)に延期配信させていただきます。

中村うさぎのプライベートにおけるトラブルにより、「中村うさぎの人生相談」のコーナーのみ、4月18日(月)に延期配信させていただきます。

深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありません。

他コーナーは通常通り配信させていただきます。
もうしばらくお待ちください。

トピックス (最新情報)

岡本夏生に一片の非もないとは言わないが、私は彼女を擁護する立場に身を置こうと思う。

岡本夏生は誤解されやすい人間である。
何故なら、彼女はこの建前だらけの日本社会において稀有なほど直球の人間だからである。
日頃から小賢しい変化球を使いこなし、他人はもちろん自分自身さえ欺いて生きている人種に彼女の本質は理解できず、ゆえに彼らは彼女を恐れ「危険物」扱いする。

だが、彼女という人間をしっかりと理解していれば、彼女が危険でも何でもなく、逆にこんなにわかりやすい人間はいないくらいだとわかるだろう。
心にもない言葉を平気で吐ける人間のほうが、ずっとわかりにくくて危険で
ある。

世間が彼女をどう言おうが、私は彼女が好きだ。
粗野で無神経だと思われがちな彼女の奥底にある「生真面目さ」と「優しさ」には、ある種のリスペクトすら抱いている。
人間、なかなかあそこまで直球で生真面目な性格を貫けるものではない。

 

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