死を語る(PHP文庫)
出版社:PHP研究所
発売日:2017/8/3
文庫: 253ページ
死について真面目に語った対談である。
同時に、「どうやって生きたらよいか」を考える究極の実用書でもある。
(佐藤優)人生は残酷であり、生きるということは本当に苦しいことだ。
この対談の中でも何度か言っているが、“あの時に死んでしまえばよかった”と
未だに思う私である。(中村うさぎ)。原因不明の病で心肺停止に陥るという臨死体験を経て、
「家族」の意味を考えるようになった中村うさぎと、
「鈴木宗男事件」で社会的に葬り去られそうになった佐藤優。
日本、宗教、社会、男と女……。数奇な経験を持つ二人が、
様々な視点で「生と死」について、徹底的に語り尽くす!
『死を笑う』を改題し、加筆修正。
死を語る(PHP文庫)
表面はサクサクで、口に入れるとふわっと淡雪みたいに溶けちゃう軽やかさ。
このブログでしょっちゅうスイーツを食ってるのを見て「よく太りませんね」って言われるけどさ、
・・・太ってます( ´_ゝ`)
去年の服が入りません!
でも、懲りずに今回もスイーツを取り寄せてしまった私は何なんでしょうか。
スイーツ依存症?
で、今日のお取り寄せスイーツはダッグワースだよ!
これでんがな!
チェリーブランデーに漬け込んだレッドチェリーとバタークリームを、ふわふわのダッグワースでサンドした焼き菓子ですの。
ダッグワースって、不思議な食感だよね!
表面はサクサクで、口に入れるとふわっと淡雪みたいに溶けちゃう軽やかさ。
もともとは19世紀末に「アンリ4世」と呼ばれてたお菓子が原形らしい。
アンリ4世って言ったら、あなた、あの「王妃マルゴ」の夫じゃん!
「恋愛市場」は若い子だけのものではないので、年を取ったからといって恋愛を諦める必要はない。
人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「みどり」さんです。
【お名前】
みどりさん
【都道府県】
千葉県
【性別】
女性
【年齢】
44
【ジャンル】
恋愛
【メッセージ本文】
13歳年下の男性に失恋しました。「異性として見られない」とのこと。
結婚して家庭を築きたいのかな……そんな風に思っていた矢先の発言。
「俺には俺の人生がある」
邪魔するつもりはないし、一緒になれるとも思ってない。
子どもも産んであげられないし、人妻だし。
若い未来のある女性に嫉妬なんです。
どうしようもないくらいに。
彼の隣に立てるようダイエットして努力したのに。
敗北感、恋愛市場から足を洗えない、女でいることが苦しい。
うさぎ姉さんのデリヘル時代みたい。
「私に値段がつくの?」
まだ価値があると信じたい。
どうしたらこの苦しみから逃げられますか?
それとも……抱えたまま生きなくちゃいけないのかしら?
【中村うさぎの回答】
まず「若い女性に嫉妬」の件ですが、気持ちはよくわかりますけど、こればっかりは仕方ないと私は最初から諦めてます。
好きになった男が若い子好きだったら、とっとと諦めるしかありません。
私だって、デブに恋をされても応えられない。
あなたも好きなタイプじゃない相手から求愛されても困るでしょ?
同じように、彼にも「自分のタイプの女性」を選ぶ権利があります。
そんなの、どうしようもないですよ。
苦しいけど仕方ないんです。
「若い女性に嫉妬」と言いますが、あなただってかつては若かったし、当時はおばさんたちから嫉妬されていたでしょう。
世界は不平等に満ちてますが、加齢ばかりは万人に平等だと私は考えてます。
若い頃に嫉妬された者も、時が経てば嫉妬する側になる。
今あなたに嫉妬されてる若い子も、10年20年経てば若さを失い、もっと若い子に嫉妬するようになる。
じつに平等ではありませんか!
この平等さを私は愛しているので、若い子と張り合おうとか、自分のバトンを渡したくないとか、そういうことはあまり考えません。
若い子は若いなりの喜びを満喫すべきだし、熟女には熟女の愉しみ方がある。
年を取っても若い頃と同じような求められ方をしたいと望むのは、はっきり言って不可能ですし、効率も悪くてお勧めできません。
40歳を超えたら、若い頃とは違う恋愛をすればいいのです。
ましてやあなたは人妻ですから、相手に「結婚」も「子ども」も与えられない。
相手の望むものを与えられない年齢と境遇なのに、若い女の子同様の扱いをしろと要求する方が不遜です。
私は、カリカリとかサクサクとかとトロトロ食感の組み合わせが好きみたい。
夫の彼氏がシュークリーム買って来てくれたー!
新宿の小田急エースに出店してる「シュクリムシュクリ」ってお店のシュークリームよ!
シュクリムシュクリ:シュークリーム専門店 CHOUXCREAM CHOUXCRI
http://bit.ly/2wCQ442
なんか、いろんな種類のシュークリームがあるみたいだけど、とりあえず3種類買って来てくれたわ!
美味しそう!
まずは、これ。カシスオレンジ。
ナイフで切ったら、カシス色のクリームがとろ~り!
彼自身がどんなに「やめよう」と決心しても、やめられない時はやめられないのです。
人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「sacra」さんです。
【お名前】
sacraさん
【性別】
女性
【ジャンル】
恋愛
【メッセージ本文】
私は既婚の30代です。
社内の動機(既婚)と不倫関係になりました。
ダメだとわかっていますが、お互い完全に割り切った付き合いで、それなりに刺激があって楽しいのが本音です。
問題は彼の性癖です。
性癖といいますか、盗撮癖です。
私は彼にずっと盗撮癖があることを知っていました。
私自身も、付き合う前に彼に何度か盗撮されたことを知っています。
二人のベッドての行為をそっと盗撮されていることも知っています(私もバカなんですが……)。
それらを知ったうえで、それでも彼の仕事ぶりや性格に惚れて、付き合っています。
一時期おさまっていた盗撮ですが、最近また、職場の女性(50代)の足元を隙あれば盗撮しています。
本人は誰にもバレていないと思っています。
その行為がエスカレートしていって、行動が徐々に大胆になってきていて、他の人にバレるのではないかと、こちらがヒヤヒヤしてしまいます……。
性癖はその人の個性だと思いますが、盗撮は犯罪です。
「やめなよ」と注意しないと、と思う一方で、盗撮という非常にナイーブなところを指摘したことで二人の関係が壊れてしまうのが怖い気持ちもあり、何もできずにいます。
彼のことが大好きで、人として尊敬できる部分も多いだけに、悩んでいます。
こんなこと誰にも相談できません。
うさぎさんなら、どうされますか?
【中村うさぎの回答】
「やめなよ」と言うべきかどうか悩んでいるのだとしたら、答は簡単です。
あなたが「やめなよ」といったところで彼はやめないでしょう。
盗撮とか万引きとか痴漢って、一種の「依存症」だと私は思っています。
私が買い物依存症だった頃、みんなに「やめなよ」と言われましたし、私自身もやめたくて仕方なかったのですが、どうしても止まりませんでした。
彼もきっとそうだと思います。
誰がなんと言おうと、そして彼自身がどんなに「やめよう」と決心しても、やめられない時はやめられないのです。
それが「依存症」という病です。
では、どうすれば治るのか?
依存症を専門とするクリニックに行くのもひとつの手ですが、彼自身がよほどの危機感を抱いてない限り、おそらく自発的にクリニックなんかに行かないでしょう。
はっきり言って私は、彼にとっての一番の薬は「捕まること」だと思ってます。
捕まって社会的な信用を失い、家族や友人からも見放され、何もかも失くした時に初めて彼は真剣に危機感を覚えるでしょう。
とはいえ、捕まったからといって必ず治るとは限りません。