Monthly Archives: 6月 2016

トピックス (最新情報)

中村うさぎ独演会を企画中でございます。

現在、多くのトークイベントや講演会などにお声掛けいただいておりますが、現在、定期的に開催されているトークイベントは下記になります。

歌人 枡野浩一さんと新宿ロフトプラスワンで開催されているトークイベント「ゆさぶりおしゃべり」
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/46728

タレント 岡本夏生さんとカラオケ館新橋本店で開催されてるトークイベント「夏うさ反面教師セミナー」
https://nakamurausagi.com/archives/4031

 

トークイベントにご参加いただいたお客様からは、「中村うさぎさん単独のトークイベントに行ってみたい。」などのお声をいただく事もあります。そこで、現在、中村うさぎ独演会を企画しております。

ご本人の希望もあり、10名~20名の小規模で、入場料も安価で抑えたいと思っております。

反響を見て、企画進行を検討したいと思っておりますので、当サイトの「お問い合わせ」よりご意見ご希望、また、こちらのページのTwitter、Facebookなどの、いいね、シェア、リツイートなどの反響をお待ちしております。

 

新刊でます!

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出版社:太田出版
発売日:2016/7/16
単行本: 216ページ
中村うさぎ、「形見分け」の書。

私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う。
だから明日死んでも満足だ。(本文より)
詳細ページはこちら

トピックス (最新情報)

中村うさぎの著書 『あとは死ぬだけ』発売のお知らせ

2016年7月16日(土)、中村うさぎの著書
『あとは死ぬだけ』が発売されます。

タイトルからも察せられますが、生まれてから現在に至るまで、人生について触れた著作になります。

皆様、是非チェックしてくださいね!

詳細ページはこちら

著作本一覧

あとは死ぬだけ

  • あとは死ぬだけ

  • 出版社:太田出版

  • 発売日:2016/7/16

    単行本: 216ページ

  • 中村うさぎ、「形見分け」の書。

    私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う。
    だから明日死んでも満足だ。(本文より)

    【目次】

    1 一番古い記憶

    2 両親のこと

    3 転校生とイカロスの翼

    4 私が女として作られるまで

    5 現実という名の不安

    6 女とは何者なのか

    7 ゲイから教えてもらったこと

    8 「結婚」が教えてくれたこと

    9 物書きという職業

    10 売春は堕落なのか

    11 「中村うさぎ」と「中村典子」

うさぎ的日常日記

もちろん人権を守るのは大事だけど、それが言論封じになったらやり過ぎよ!

いつも、食べて感動した美味しい物や美味しいお店を紹介してるけど、不味い店については一度も書いたことなかったよね。

それってのも、特定のお店を名指しで批判すると営業妨害とか名誉毀損で訴えられる可能性があるから。

そりゃ事実無根の誹謗中傷や嫌がらせなら確かに名誉毀損だけど、ある時期から、正当な批評さえ、訴えられると裁判で負けるようになったの。

それで週刊誌のグルメ批評記事とかは急激に姿を消したわ。

 

つまんない世の中ねー!

 

だからあたしは人権派とやらが嫌い。

もちろん人権を守るのは大事だけど、それが言論封じになったらやり過ぎよ!

いまの世の中はそうなってる。

でも、訴えられて損するのはあたしだから、無駄な戦いは避けるわ。

 

そんなわけで、今日は愕然とするほど不味かった店の話を描くけど、
店の名前は伏せますw

先日、夫と夫の彼氏と3人で居酒屋に行ったの。

別に期待してなかったけど、これがまぁ、想像を絶する不味さだったのよ!

 

まずは、馬刺し!
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凍ってました…。

 

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中村うさぎの人生相談

その仕事をろくろく知らないのに、天職もクソもありません。

人生相談のお時間です。
今回は「わかはら」さんのお悩みです。

 

【お名前】
わかはらさん

【都道府県】
東京都

【性別】
男性

【年齢】
24歳

【ジャンル】
仕事

 

【メッセージ本文】
現在24歳ですが、未だに自分のやりたいこと、好きなこと、天職が見つかりません。
これまで営業、事務、飲食店、派遣、エンジニア、デザイン、ライター(インタビュアー)、airbnb、ブログなど色々な仕事をやってきました。アルバイト、インターンも15社くらい経験しましたが、どれも長続きせず、あまり面白いと感じません。長く続いて3ヶ月です。
いったいいつになったら自分の好きなことが見つかるのでしょうか?
こんな感じでフラフラとしていて良いのでしょうか。
アドバイスをお願いします。

 

【中村うさぎの回答】

わかはらさん、若いのにいろんなことやってますねぇ。
感心しましたよ。
それにしても「air bnb」にはちょっと興味を惹かれました。
私は絶対無理だけど(面倒見よくないし人見知りだしね)面白そうだとは思ってるんですよ。どうでしたか?

ま、それはともかく、あなたの「天職」問題です。
じつは私は、今の自分の仕事を天職だと思ったことは一度もありません。
いつも「ああ、なんでこんな仕事に就いちゃったんだぁ!」と己を呪詛しながら暮らしています。
だって私、文章書くのが嫌いなんだもん!

 

できれば文章なんて一生書かないで生きていきたいよ、マジで!

 

それでも私がまがりなりにもこの仕事を何十年も続けてこれたのは、「好きだから」ではなく「得意だから」です。
小学校の頃から私は作文が嫌いでしたが高得点は取れました。
それは単に本を読むのが好きでいろいろ読んでいたため、文章というものが自然に身についていたからだと思います。
学生時代の作文の文章なんて、いくつかの手本さえ心得てたら朝飯前ですからね。
べつに独創的である必要もないし、むしろ独創性なんて邪魔なくらいです。
よって、私の文章には、いまだに独創性がありません。
しかしまぁ、独創性なんかなくても、わかりやすい文章を書く基本的スキルさえあれば、ライター業はやっていけます。
天職かどうかはわかりませんが、それなりに食っていければいいのです。

 

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