Monthly Archives: 3月 2016

中村うさぎの人生相談

これは相談じゃなくて自慢なんだよ。あたしはそう思う。

人生相談のお時間です。
今回のご相談を読んで私の人格が分裂してしまったため、私の中の二人の人格が対話形式でお悩みにお答えします。
ご相談者は「トータル村中」さんです。

 

【お名前】
トータル村中さん

【都道府県】
岡山県

【性別】
女性

【年齢】
55歳

【ジャンル】
恋愛

【メッセージ本文】
誰にも相談できなかったのですが。
35歳下の男の子に、「好きです」と言われました。それからは、その子の身体ばっか、目がいきます。長身で、まずまずの筋肉なんで、かぶりつきたいんですが、自制してます。うさぎさん、身体だけに恋をすることあるんでしょうか。甘美な苦しみっちゃあそうですけど。

 

【中村うさぎの回答】

「何これ。相談のふりした自慢~? こういう女っているよね。悩んでるの~とか言いながら、ほんとは得意満面、みたいな」

「なんであんたはいつもそんなふうに意地悪に解釈するのよ? ほんとに悩んでるのかもしれないじゃん。そんなんだからあんたは『ミソジニ―』とか言われんのよ」

「べつにどう言われてもいいけど、これは明らかに自慢だよ。百歩譲って自慢じゃないとしても、自分に酔ってるのは確かだね。な~にが『甘美な苦しみ』だよ(笑)。昼メロのヒロインなのか、おまえは!」

「まぁ、恋なんてものは自己陶酔どっぷりの快楽だからね。恋する女はみんなこんなもんよ。べつにいいじゃん、今のうちに楽しんどけ」

「今のうちにって、あんた、この人もう50代半ばだよ? 恋するのはいいけど、ちったぁ自分ツッコミ入れろって話だよ」

「いちいち自分ツッコミなんか入れてたら恋なんてできませんよ。それより、彼女の悩みを真剣に考えてあげましょ」

「てか、そもそもこの人は何に悩んでるの? 若いイケメンに告られて、自分もそいつに興味津々なんだから、とっととかぶりつきゃいいじゃん。それとも、それができない立場なの?」

 

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粉もん好きの人はぜひ!行ってみて!新宿御苑になる「あじぱん」

粉もん大好きのあたしがお好み焼き屋サンに行ってきたー!
新宿の「あじぱん」ってお店だよ!

 

ここ、行ってみたら知り合いの店だったw
やだ、びっくり!
んでわ、さっそく。
S__73741

鶏皮ポン酢から始めますかー!

うん、おいしいじゃん!

鶏皮大好き!

あと、牛スジもね!
S__73746

キャベツと牛スジ!うまっ!
牛スジとろとろでっせー!

 

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皆さんのたくましい想像力にお任せしますわ!

この連休はずっと具合が悪かった。
心身ともに絶不調。

身体がだるくて神経がささくれて、
ずっとイライラしっぱなし。

こういう時は気持ちが安らぐまで寝るに限るんだけど、
この3日間ずっと寝過ぎて、もはや全く眠れなくなっちゃったわ。
どうすりゃいいのかねぇ?

そもそも、なんでこんなに具合が悪いのか?
最初は風邪かと思ってたけど、どうやらそうでもなさそうだ。
ならば精神的なものか?
確かにそれはありそうだけど、それだけってわけでもなさそう。
そうよ、この腹のあたりがどんよりしてる感じは……。

 

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「セックスレス」をどう感じているのか。ここに、鍵があるような気がするのです。

人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「まみ」さんです。

 

【お名前】
まみさん

【都道府県】
東京都

【性別】
女性

【年齢】
33歳

【ジャンル】
家庭

【メッセージ本文】
うさぎさんこんにちは。相談があります。
それは「夫といると緊張する」という悩みです。
私たちは結婚3年半、子供も1人授かっています。私は専業主婦です。

夫といると緊張し始めたのは、妊娠後期に入ったころからです。これといったきっかけがあったわけではありません。しいていうならそのころからセックスレスになりました。
今では夫の前で食事をとることができないほど緊張し、私は私の部屋で1人で食事しています…。夫が寝てくれているときが、一番私は健康でいられます。好きな人なのに…

私にしてみれば夫はとても完璧に見えます。よく働き、家事も手伝ってくれ、コミュニケーション能力も高く、清潔で、だから結婚したわけです。
でも今は逆にそれがプレッシャーです。「ちゃんとしなきゃ、合わせなきゃ」と無意識に思っているのかもしれません。確かに離婚されるのが怖いという思いはあります。
ともかく「この人といれば安らぐ」という夫婦関係では全然ありません。まさに逆です。

うさぎさんと旦那様の家族愛は安らぎのような気がします。どうやったらそんな関係を築けるのでしょうか?
夫との関係を再構築したいです。

 

【中村うさぎの回答】

うちの夫婦は特殊なので、あまりまみさんの参考にならないと思います(笑)。
何しろ恋愛関係になったことがないので、最初から自分を良く見せようという気がお互いにないからです。
でも普通の夫婦の場合、恋愛からスタートしてセックス込みの関係を維持していくわけですから、うちの夫婦関係よりもずっと難しいと思います。

まず、まみさんが緊張する理由を考えなくてはなりませんね。
「夫が完璧だから」とまみさんはおっしゃってますが、それは結婚する前からわかっていたことですよね?

「夫に比べて私は不完全だ」というコンプレックスが緊張の原因なら、それがどうして妊娠後期から始まったのか、そこのところがよくわかりません。

私はたぶん、その時期から始まった「セックスレス」に関係があるのではないかという気がします。
セックスレスはどちらの意思なのでしょうか?
妊娠後期だからセックスを控えるのは不思議ではありませんが、その後セックスが再開しないのはどちらの意思なのか。
まみさんは、この「セックスレス」をどう感じているのか。
ここに、鍵があるような気がするのです。

 

私の勝手な推測では、おそらくまみさんがセックスを避けているのではないでしょうか。
妊娠中期くらいからセックスが嫌になり、妊娠を理由にセックスをやめたら、そのままセックスしたくなくなってしまった、とか?
だが、もちろん夫は男だからセックスしたい。
でも優しくて完璧な夫ですから、まみさんに無理強いはしない。
その結果、まみさんの心に、夫への罪悪感が生じる。
そう、この場合、まみさんの「緊張」は「罪悪感」が原因だと考えられるわけです。
まみさんが離婚されることを恐れているのも、「このままセックスしないと他に好きな女ができてしまうかも」という不安ゆえではないでしょうか?

 

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今号のメルマガ配信は中村うさぎ本人の体調不良により、2016年3月22日(火)18:00に延期とさせていただきます。
当メルマガを楽しみにされていた会員の皆様、誠に申し訳ありません。

来週火曜日まで、もうしばらくお待ちください。