数珠を売りつける占い師に値下げ交渉する直腸先生。汗
「中村直腸の説話」
第六回目ゲスト
新潮社 編集者 中瀬ゆかりさん
5時に夢中プロフィール
動画はコチラ
http://bit.ly/2Cs6x2a
さぁ、始まるわよ!
世界一役に立たない「人生相談」コーナー!
今回は「うにこ」さんからのお悩みです。
【お名前】
うにこん
【都道府県】
岐阜県
【性別】
女性
【年齢】
40歳
【ジャンル】
その他
【相談内容】
うさぎさんこんにちは。
いつもうさぎさんの文章から、気づきと勇気を与えてもらってます。
自分の悩みが相談になるのかならないのか、よくわからないですが書いてみることにします。
わたしは保育園から中学を卒業するまでは、ほぼいじめに遭っていました。 (田舎なので、保育園から中学までほぼ同じメンバーです)
いじめられたのは、わたしがものすごく太っていているのに、絵で描く自分はスリム、なんていう痛さのせいですが、当時はまったく気づかず‥‥‥。
今 わたしは40歳なのですが、ほんの数年前に 中学の頃の夢を見て、泣き叫んだことがあります。
いじめを受けていた、あの教室のあの空気の夢でした。
いじめっ子に笑われている夢、バカにされている夢でした。
起きてすぐ思ったのは、 なぜあの時、いじめた人間を刺しておかなかったのか! という、強い怒りでした。
刺してやりたい、殺して、わたしの目の前から消してやりたい!
こういう感情を、いじめられていた当時、持った記憶はありません。死にたいとは思いましたが。
今年になってから、同窓会を開くとかで、25年ぶりに幹事グループの男子数人とコンタクトをとる機会がありました。
同窓会に来てよ、と彼らは丁寧に誘ってくれました。
わたしは同窓会には参加しませんでしたが、その後もLINEに誘われたりしています。
次の同窓会は二年後にもう決定だそうで、それにも誘われています。
結局わたしが言いたいのは、
彼らと関わるのはすごく怖いけれど、逃げちゃダメなんじゃないのか? ということなのです。
反面、「逃げちゃダメだ」と思うこと自体が、馬鹿馬鹿しいような、「なにを悲壮になっとんねん!」と 自分につっこみたい気持ちもあり‥‥‥‥‥‥。
うさぎさんはどう思われますか。
だらだらと長文を費やしてごめんなさい。
うにこさん、結論から申し上げますと、「逃げてもいい」と思います。
会いたくないなら、会わなくていい。
今のあなたには、それを自分で決定する権利があります。
同窓会なんか行かなくてもいいじゃありませんか。
べつに参加義務があるわけじゃなし。
まぁ、あなたもそのことはわかってるんだと思います。
だから、今年の同窓会にも参加しなかった。
ただ問題は、あなたの中のもうひとりのあなたが「逃げちゃダメだ」と囁くことです。
いったい彼女は、何故、あなたに「同窓会に行かなくちゃ」などと促すんでしょう?
それはねぇ、私が思うに、あなたの中で「決着がついてない」からなんじゃないのかな。
数年前にいきなり、いじめられてた遠い昔の記憶が夢の中で蘇り、あなたは当時のいじめっ子たちに激しい憎悪と殺意を感じた。
じつは幼い頃のあなたの中にも、その憎悪や殺意は潜んでいたのでしょうが、あなた自身が脅えるばかりで、自分の憎悪や殺意に気づく余裕もなかった。
大人になってようやく、彼らを許せない自分に気づいたのです。
それは、あなたにとって「成長」なんだと私は思います。
彼らを憎む自分を恥じる必要はない。
11月5日は「5時に夢中!」のレギュラーの日!
放送後の記念撮影です。
すげーデブに映ってるけど、これは服が大きいのよ!
しまったわ、ちゃんと確認せずに着て出ちゃった!
だってね、ダイエットは順調に成功してるのよ。
8月末には60キロあった体重が、今では52・5キロ。
2カ月ちょっとで6キロ半の減量よ!
このまま40キロ台を目指して頑張るわ!
でも、心配なのはリバウンド。
2014年10月7日(金)、中村うさぎの著書
『愛と資本主義』
『女という病』
『私という病』
『愛という病』
『イノセント』
『セックス放浪記』
が発売されます。
過去「新潮文庫」で発売された単行本・文庫の電子書籍化となります。
新品で手に入りにくい著作も電子書籍化されています。
皆様、是非チェックしてくださいね!
『愛と資本主義』詳細ページ
『女という病』詳細ページ
『私という病』詳細ページ
『愛という病』詳細ページ
『イノセント』詳細ページ
『セックス放浪記』詳細ページ