今回のご相談者は「Yama」さんという男性です。
これも回答しにくいご相談だなぁ。
ていうか、これ、「相談」なのか?
ま、とにもかくにも、読んでみましょう。
【お名前】
Yamaさん
【都道府県】
東京都
【性別】
男性
【年齢】
65歳
【ジャンル】
人間関係
【相談内容】
何もかも信用できなくなったことありませんか?
今、信用できるのはすべて自分の領域で考える人です。その領域を曲げない人です。
世間に流されて生きている人は全く信用してません。
そうするとボロボロ落ちて行くのです。頭が良い人と思ってもそこで落ちて行きます。
私の考えが間違っていますか?
【中村うさぎの回答】
もしも、これが「相談」なんだとしたら、Yamaさん、あなたは私に何を答えて欲しいのですか?
「自分は人を信用することができない。どうすれば信用できるのだろうか?」ということでしょうか?
ならば、私の回答は、ひとつしかありません。
「信用できないのなら、べつに信用しなくていいんじゃない?」
だって、そうでしょ?
人を信用できない人に、無理に「誰かを信用しろ」なんて言えませんよ。
それに、人を信用しなくては生きていけないってわけでもない。
あなたはあなたらしく、誰も信用せずに生きていけばいいのです。
そりゃまぁ、おそらく(てか、絶対に)孤独な人生になることでしょうが、その「孤独」すら、あなたが選んだものではありませんか。