人生相談のお時間です。
今回のご相談者は「順ばぁば」さんです。
【お名前】
順ばぁばさん
【都道府県】
東京都
【性別】
女性
【年齢】
57歳
【ジャンル】
その他
【メッセージ本文】
私もうさぎさんと同じステッフパーソン症候群と診断されました。4年前から突然の足の強張りと共に来る激痛に、整形外科に何件も行き、膝や腰、靭帯だの。痛みを和らげるため、麻薬のパッチも貼りました。この痛みは、何だか違うと自分では感じていたのですが、藁にもすがる思いで日大の痛み外来に行き、神経内科にまわされ様々な検査を受け、ようやくこの病名に至りました。100万人に1人.日本にはまだ数十人しか報告されていない病気なのですね。
私も今週からリハビリに通います。自分の事は自分でできる身体をもう少し維持したいのです。どんなリハビリだったのか教えて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
【中村うさぎからの回答】
私はまだ「スティッフパーソン症候群」と診断が確定したわけではないのです。
ただ「そうじゃないかな」程度の診断で、依然として病名は不明といった状態です。
しかし、順ばぁばさんの痛みは、よくわかります。
私も入院中は、ちょっと身体を触られただけで「痛い、痛い」と大騒ぎしてました。
手足は突っ張って強張り、足首が内側を向いて変形してしまって歩けなくなりました。
私が入院したのは東京医科大附属病院だったので、そこのリハビリに週3回通いました。
まずは足のマッサージとストレッチ、それから足首の変形を治すためのマシンを使い、2週間くらいで歩く練習が始まりました。
最初は歩行器、慣れてきたら平行棒を使って歩く練習、さらに慣れたら杖、と、徐々に進めていきました。
ちなみに、私のリハビリを担当してくださった坂東先生はめっちゃいい先生でしたよ!
私が歩けるようになったのは、リハビリのおかげはもちろんですが、処方されたステロイドや筋弛緩剤が効いて痛みが劇的に改善したせいもあると思います。
それまでは痛くて痛くて、とても歩ける状態ではなかったからです。