Monthly Archives: 4月 2014

トピックス (最新情報)

中村うさぎの著書 発売のお知らせ

2014年4月25日(金)、中村うさぎの著書
『うさぎの部屋』がKindle版で発売されました。

本書は、人気ブログ「中村うさぎvsマッド髙梨 ガチBLOG!」内の「中村うさぎの人生相談」を電子書籍としてまとめたものです。

◇彼氏なのにセックスをタダでするのがもったいないと感じてしまいます。
◇理不尽な人、出来事が自分に降り掛かったとき、どう気持ちを整理しますか?
◇私は、すぐ嘘をついてしまいます。
◇非モテゲイです。初めて付き合う彼氏がいるのですが……。
◇結婚3年目、旦那がセクキャバに行ってたことが発覚しました。
◇39歳です。実は、10年ぐらいずっと無職です。 ……etc.

ブログ読者からよせられた“ガチ”な質問の数々に、中村うさぎが真摯に、そして“ガチ”に、答えます。

皆様、是非チェックしてくださいね!

詳細ページはこちら

著作本一覧

うさぎの部屋[Kindle版]

  • うさぎの部屋

  • 出版社:ゴマブックス株式会社

  • 発売日:2014/4/25

    Kindle版:332 KB

  • 作家中村うさぎと、タカナシクリニック髙梨院長が美容整形について、体験談、術後経過等々リアルタイム綴るブログ「中村うさぎvsマッド髙梨 ガチBLOG!」

    本ブログの大人気コーナー「中村うさぎの人生相談」が電子書籍化!

    ◇彼氏なのにセックスをタダでするのがもったいないと感じてしまいます。
    ◇理不尽な人、出来事が自分に降り掛かったとき、どう気持ちを整理しますか?
    ◇私は、すぐ嘘をついてしまいます。
    ◇非モテゲイです。初めて付き合う彼氏がいるのですが……。
    ◇結婚3年目、旦那がセクキャバに行ってたことが発覚しました。
    ◇39歳です。実は、10年ぐらいずっと無職です。 ……etc.

    ブログ読者からよせられた“ガチ”な質問の数々に、中村うさぎが真摯に、そして“ガチ”に、答えます。

    みんな、どんなにちっぽけな悩みでも真剣に悩め!

    悩みと本気で格闘することで、人生の価値を見出す、理不尽な世の中を生きるための書。

中村うさぎの人生相談

自己欺瞞を打ち破り、自分の中の「愛」の種を育て美しい花を咲かせてくださいね。

人生相談のお時間です。
今回は、33歳の女性「分太郎」さんのお悩みです。

前回も予告したとおり、このお悩みは前回の「あんな」さんのお悩みと繋がっています。「あんな」さんはセックス大好きなヤリマン女であり、そのことで世間から軽くバカにされて孤独感を募らせている女性でした。彼女に擦り寄ってくるくせに彼女を無意識に侮蔑しているクズ男たちはもちろんのこと、ヤリマン女を毛嫌いする同性たちの視線にも、彼女は傷つけられ続けたのです。

では、ヤリマン女を毛嫌いする同性たちは、どんな気持ちを抱いているのでしょうか?その答が、ここにあります。では、さっそく「分太郎」さんのお悩みを聞いてみましょう。

 

【お名前】
分太郎様

【都道府県】
東京都

【性別】
女性

【年齢】
33歳

【ジャンル】
人間関係

【相談内容】
お友達のU子がめちゃくちゃ性にだらしなく、私の友達を食い散らすんです。結婚した、二日後に会社の上司と不倫。それは、私の友達じゃないけど、だいたい飲み会とか開くと、そこにいた私の友達を後日食ってるんですよ!旦那居るのに、旦那とは、セックスレスなのに、私の男友達が、結婚してようが、子どもがいようがお構いなしに、やっちゃうんです。そして、やったことを隠してて、だいたい男友達に事後報告されて、やった事実が発覚みたいなね。そんなにセックス好きなら、旦那と別れて、自由に暮らせばいいじゃんっていったんだけど、旦那は結婚を機に八王子に4000万のマンション買っちゃったから、別れてローンひとりで払わせるのかわいそうとか言って別れないし、本当にだらしなくてどうしようもない、U子だから、いつか、修羅場が来るとおもうんです。その日が、楽しみなんですけど、もう、其の感情って、友達としてあり得ないですかねぇ??もう少しフォローしてあげるのが友達ですかねぇ??全部がバカばなしになって、2人で、笑まくる日々を送るのでしょうか??うさぎさんはどう思いますか??

 

【中村うさぎの回答】

分太郎さん、あなたに質問です。

 

あなたはどうして、そんなにU子さんに苛立つのでしょうか?

 

べつにあなたの夫や彼氏を食ったわけじゃなし、あなたの友達を食い荒らしてるだけなら、あなたに何の迷惑もかかってないと思うんですけど?

それからあなたは「U子には夫もいるのに!」と義憤を燃やしているようですが、それはU子さんと夫の問題で、あなたがどうこう言うことじゃありません。

そんな義憤なんて、しょせん、自己欺瞞ですよ。倫理観だの正義感だのを持ち出して、あなたのきわめて個人的な感情を正当化しようとしているに過ぎないのです。

 

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二股疑惑で世間を騒がしてる竹田恒泰氏。そんなに珍しい?

最近気になってるのは華原朋美と元AKBアイドルとの二股疑惑で世間を騒がしてる竹田恒泰氏。

てかさ、世の中に二股かけてる男なんてゴマンといるわよね。

そんな珍しい現象じゃないと思うのよ。

むしろ、相手が芸能人だからって、ここぞとばかりに非難する人たちの嫉妬や羨望のほうが興味深いわ。

みんなだって、美人アイドルにチヤホヤされるような環境にいれば、二股や三股くらいかけちゃうでしょ。

ただ自分がそんな環境にいないのと、残念ながらモテ要素に欠けるから、相手にしてもらえないだけなのよー。

 

だから、竹田氏にブーブー言ってるヤツらに、ひとこと言わせてもらうわ!

中村うさぎの人生相談

人の相談には真摯に乗るが、愚痴は絶対に聞かない…。それが私のスタンスです。

人生相談のお時間です。
今回は、2つの「ご相談」を取り上げます。

というのもですね、最初のヤツは、「こういうの送って来ないでね」の代表格としてご紹介するご相談だからです。

では、その44歳の女性「猫」さんのお悩みです。

 

【お名前】
猫様

【都道府県】
東京都

【性別】
女性

【年齢】
44歳

【ジャンル】
恋愛

【相談内容】
ずーっと通ってた、ドトールの店員さんが、退社しました。その日に手紙とかくれて。私も大好きでした。しかし、その後行方知らず。毎日泣いてます……..一生わすれられないだろう…困りました。40歳位の馬ずらのひとです。

【中村うさぎの回答】

知らねーよっ(怒)!!!

ドトールの店員さん」とか言われてもどこのドトールかもわかんないし、「40歳くらいの馬ずらの人です」なんて言って、私にどうしろって言うの?その男を探せっちゅーのか?どうしても探し当てたいなら、興信所でも何でも使って自分で探しなさいよ。

猫さん、こういうのは「相談」と言わず「愚痴」と言います。あなたは愚痴を言いたいだけなのです。そして他人に愚痴を言いたい人というのは、「そうなの、そうなの。大変ねぇ。かわいそうにねぇ」と言って欲しいだけなのです。

 

でも、私はそういうこと言いませんよ。

 

人の相談には真摯に乗るが、愚痴は絶対に聞かない……それが私のスタンスです。何故なら、愚痴には発展性がないうえに、聞いてるこっちがウンザリするだけだからです。どうせ真剣にアドバイスしても「でも……でも……」と言い訳するばかりで、人の意見に聞く耳を持たないのが、愚痴を言う人の特徴です。だから私は、個人的に親しい友人の愚痴も聞きません。「相談」と称して「愚痴」を言いたがる人は世の中に結構いるのですが、それが「相談」ではないと気づいた時点で、私は相手にはっきり言います。

そんなこと私に話して、何をして欲しいの? ただ愚痴を言いたいだけなら、私以外の人に言うか、ひとりで勝手にクヨクヨ悩んでらっしゃい

 

わかりましたか、猫さん?

 

悩みというのは、総じて、「自分で解決するもの」です。ただ、自分ひとりで解決するという作業は著しく「客観性」を欠くため、永遠に答えが見えてこない可能性がある。そういう時に、悩める人は他人に相談し、客観的な意見を聞いて参考にしようとするわけです。そのようなご相談なら、私も及ばすながら、真摯に考えて意見を申し上げます。

しかるに、愚痴を言いたい人は、まずは「客観性」など求めてない。自分の主観の中に閉じこもり、馴れ合い関係の他人にベタベタと無責任な甘い同情の言葉を囁かれたいだけです。ここは「人生相談」の場ですので、そういう人はよそに行ってくださいね。

 

 

では、本番の「人生相談」に入りましょう。

33歳の女性「あんな」さんからのお悩みです。

 

【お名前】
あんな様

【都道府県】
福岡都

【性別】
女性

【年齢】
34歳

【ジャンル】
その他

【相談内容】
うさぎさんこんにちは!いつも楽しくエッセイを拝読しています。
私の悩みは私が女であるにもかかわらず、好色物であるということです。常にエッチなことを考えてしまい、それが回りにも伝わっているのか色っぽいねなどと言われます。下ネタも大好きなんです。男の人は私のこと心のどこかで見下しているみたいです。なんだか自分がエロすぎて孤独なんです。淋しすぎて死んでしまいそうです。自分を抑えて生きていくべきなのでしょうか!?実際私に近寄ってきた男もクズばかりでしたしね。

【中村うさぎの回答】

あんなさん、男というのは、すぐヤラセてくれる女を心の底で見下してるもんです。

セックスワーカーの女性に対する男の無意識的な侮蔑感が、それを明確に裏付けています。

私が以前、デリヘルをやった時も、そんな男はウヨウヨいました。

 

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